大根おろし。大根のどの部位を使う!?
大根おろし!とっても目立たない存在ですが、とっても活躍してくれる万能薬味です。
大根おろしといえば、やっぱり焼き魚。ジューシーなお魚の脂と、大根おろしの相性はもう鉄板ですね。あるのとないのでは、焼き魚の楽しみ方が変わると言っても過言ではないでしょう。
そして、大根おろしの活躍場所は、焼き魚だけではありません。その他にも、天ぷらのつゆに入れたり、揚げ出し豆腐に乗せたり、おろしポン酢として、ハンバーグやから揚げなどのコッテリとした物との相性も抜群です。
そんな大根おろしですが、私が大根を下ろすときは、たいてい大根の根っ子の先のほうを下ろします。その理由は、細くて持ちやすく、下ろしやすいから。それと、大根を料理の食材として切っていき、その余りという位置付けで、根っ子の数センチを大根おろしとして使う、という感じでもあります。
しかし!
一本の大根の部位によって、大根自体の味がかなり違うそうなんです。まあ、確かによく聞きます。葉っぱのほうがどうのこうの、根っ子のほうがどうのこうの・・・。でも全然覚えておません。ですので、この機会にハッキリと頭に叩き込んでおこうと思います!
大根の部位ごとに、どのような味の違いがあるのか、調べてみました。
大根の部位の味の違い
まず、大根の部位とは、
○ 葉っぱに近い方の青みがかった上部
○ 中央部
○ 根っ子の先の方の下部
だいたいこの3つで区切り、味の違いがあるといえるでしょう。
上部は、見た目の青々しい感じとはうらはらに、甘味があり、辛くない部位です。ビタミンCも豊富に含まれており、出来るだけ、生で食べるお料理に使用したいところです。(ビタミンCは熱に弱いので。)後、水分が多いのも特徴です。
中央部は、大根の一番美味しいところです。甘味もあり、辛味も少なく、大根を堪能したいならココ!という部位です。おでんの大根など煮物にするなら、絶対ここを使いたいですね。
下部は、一番辛い部位です。上部に比べると、水分も少なく、スジっぽい所もあります。
このように見ていくと、大根というのは、下に行くほど辛くなり、上に行くほど甘くなり、みずみずしくなるようですね。
大根おろしに使うべき部位は?
さあ、それでは大根おろしとして、下ろすべき部位はどこでしょう?
もちろん1番美味しい中央部と言いたい所ですが、う~ん、大根おろしにするには少々もったいない気もします。おでんで食べたいです。
という事は、大根の上部がベターと言えそうです。辛味も少なく、生で食べるのがおすすめの部位ですからね。みずみずしい大根おろしになりそうです。
家で食べる大根おろしを、子供たちが辛がる理由がわかりました。持ちやすさで大根の部位を選んではいけませんね。何かちょっとパサパサして、スジっぽさも感じます。
しかし、そんな下部を使うのもアリでしょう。大根辛く、パサっとした薬味が好きな方もいると思います。私も辛い大根おろしは嫌ではありません。
以上、簡単にまとめると、
辛くない大根おろしにしたい人は大根の上部。
辛い大根おろしにしたい人は大根の下部。
という事です。
今度、大根おろしを下ろすときは、大根の上部で試してみたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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