瓦そばトッピングの牛肉。「煮る」でなく「焼く」で味わってみる!
2020/04/16
瓦そばのトッピングとして欠かせない牛肉。豚肉や鶏肉では茶そばとの相性が半減してしまう。牛肉のコクと甘味が必要なお料理。なんと贅沢なグルメであろうか。
そんな瓦そばの牛肉なんですが、調味料などでクタクタ煮たものを使うのが一般的です。煮た牛肉という訳です。ただ!庶民には せっかくの牛肉は煮るんじゃなくて焼き色を付けて いただきたい。という思いもあったりする。
ということで、今回は「しっかりと焼く」牛肉を瓦そばのトッピングにしました。
その模様を細かくレポートします!
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目次
・牛肉に焦げ目を付けて焼く。
・焼き牛肉瓦そばの味わいは?
・まとめるッ!
牛肉に焦げ目を付けて焼く。
スーパーで購入した国産牛。400gで1500円程度。高い...。でも時間帯で半額をゲット。近所のスーパーの使い方ってこういうことですよね。
パックに入ったお肉にそのまま料理酒を回しかけ、浸します。15分ほど。味が染み込みやすくなり、肉自体も柔らかくなり、臭みも取れます。
これを小鍋で煮るのではなく、 フライパンで炒める のです!
牛肉を炒めたい理由は、焦がすことにより生まれる「メイラード反応」の旨味です。これで瓦そばを味わいたい!こま切れにした肉は、混ぜながら炒めるといつまでたっても「焦げ」が付かない。だからフライパンいっぱいに肉を広げ、触らずに放置します。
そうすれば、肉裏面に焦げ目がつく!
こうして焦げ目が付けば、醤油・みりん・砂糖などの調味料を混ぜ炒める。
うん、これですっ!
煮た牛肉ではなく焼いた牛肉。醤油の色で黒っぽいですが、焦げ目・脂のジューシー加減はまさに「焼肉」です。
これを瓦そばのトッピングの一つに使う訳です。
さあ!焼き使用の牛肉での瓦そばはいかに!?
焼き牛肉瓦そばの味わいは?
今回もホットプレートで仕上げました。画像はかなり黒っぽいですが、実際はそうでもないです。
瓦そばの作り方は
→ 瓦そばの魅力・作り方を徹底リポート!
で詳しくご紹介しています。
う~ん...。牛肉自体は美味しいんだけど、瓦そばとして頂くにはちょっと暴れすぎるといった印象。煮た牛肉でちょうどいいバランスが取れているんだろうな。
アレンジを寄せ付けない瓦そば料理の完成度に脱帽です。
まとめるッ!
一般的な瓦そばのレシピとしては牛肉は煮詰める訳ですが、庶民の私は牛肉は焼かないと損した気分になる...ということで、今回試した次第ですが、牛肉のジューシーさが出てきてそれが瓦そばには少し邪魔という感じがしました。牛肉のコクと甘味だけを利用する「煮る牛肉」を使うことが瓦そばにはベストですね~、やっぱり。
瓦そばの奥深さを改めて認識した試みでした。
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