加ト吉とセブンイレブンの冷凍肉うどん。どっちが旨い?!食べ比べます。
冷凍うどんとして、「加ト吉」の麺は美味しいという評判は前々から聞いていましたが、加ト吉の「肉うどん」もどうやら評判がイイらしい。肉うどんファンなら是非とも食べておきたい!
そして、冷凍食品のおいしさが半端ない「セブンイレブン」にも冷凍肉うどんがあるんですよね。という訳で今回は、加ト吉とセブンイレブンの冷凍肉うどんを食べ比べてみようと思います。
どちらの期待できる味わいであることは間違いないでしょう。楽しみです。ではさっそく加ト吉の冷凍肉うどんから食べてみましょうッ!
加ト吉・冷凍肉うどん!
パッケージはこちらです。
価格はドラックストアなどのディスカウントショップでは180円前後、スーパーなどでは280円前後で売られているのを目撃しています。かなりの値幅がありますね。やはり冷凍食品が安いドラックストアで購入するのがおすすめと言えそうです。
TableMark(テーブルマーク)と書かれていますし、カトキチとも書かれています。これはテーブルマークの昔の社名がカトキチであり、「カトキチ」という名前がなじみ深いので残しているようです。TVで見ました。
<調理方法>
鍋か電子レンジ。好きな加熱方法で作れます。
鍋
鍋で200mlの水を沸騰させ、添付のつゆを入れる。
具を上にして具付きめん投入。
ほぐしながら4分加熱。
どんぶりに移して完成。
電子レンジ
具付きめんの具を上にして深めのお皿に乗せる。
ラップをかけてレンジでチン。
500w→6分50秒。600w→6分10秒。
200mlの沸騰したお湯に添付のつゆを入れかき混ぜておく。
電子レンジで加熱した具付きめんを器に入れ上記のつゆをかけて完成。
こんな感じです。私は鍋で作りました!
完成した加ト吉の冷凍肉うどんです。
見た目のつゆの色は、基本関西風?といっていいのでしょうか。醤油の濃さはなく透き通ったつゆ。「肉うどんだから」少し茶色に濁っているといった様子です。
香りも「醤油」の香りよりも「だし」の香りが前に出ています。それプラス!お肉の香りも混ざってきますね~。具自体は少ないな。お肉もっさりという肉うどんではありません。
いただきます!
まずはスープ。
うん、やはり醤油よりも「だし」重視のようなスープかな。あっさり風味です。あっさりといっても味わいはガッツリです。私的に好みなスープです!お肉の甘辛さも入ってきますが、それに制圧されていない感がイイですね~。
そして麺!
カトキチの冷凍うどんの麺はかなり評判がイイ!で・・・。やはりうまい!!麺の感想を一気に言うと、小麦粉の粉っぽさは感じない。弾力が凄い。コシがある。ツルツル滑らか。私は九州の人間で、柔らかい麺が好みなのですが、讃岐を名のっているカトキチのこのコシのある麺にはやられます!冷凍食品をなめてはいけない時代になっている!そう思わせるとっても美味しい麺です。
具材のお肉!
牛肉と玉ねぎを甘辛く味付けた王道な感じ。量は少ないですが、これもまた旨い!カップラーメンのチャーシュー感とはまた違った本格的な具の味わい。この肉の旨味と玉ねぎの甘味がしっかりと、うどんつゆに繁栄しています。
カトキチの冷凍肉うどんの評判がイイ理由がよくわかりました。お店のような本格志向な肉うどんではないですが、かと言ってレトルトな風合いでもない。新たなジャンルの位置にいますね!麺の美味しさだけではなく、「具の甘味」と「だし」のバランスも一目置きたい味わいです。主婦の方が家族分買っているのもよく拝見します。調理は簡単ですから助かります。
セブンイレブン・冷凍肉うどん
セブンイレブンの冷凍肉うどんです。
タイトルは、「風味豊かな関西だしと牛肉のうま味 肉うどん」です。
お値段は 199円(税込)です。コンビニだから価格は一律です。定価でいえばセブンイレブンの方が安いようです。
セブンイレブンの冷凍食品はとにかくクオリティーが高い印象。どんなメニューもいちいちビックリさせられます。期待を裏切らないセブンイレブンの冷凍シリーズ。肉うどんはどうでしょうか?
<調理方法>
加ト吉と同じく、鍋でも電子レンジでも作れます。
鍋
鍋で280ccの水を沸騰させ、具付きめんを具を上にして投入。
2分30秒~3分加熱。
つゆを入れてもうひと煮立ち。
どんぶりに移して完成。
電子レンジ
つゆを袋のままお湯につけて解凍。
凍った具付きめんを具を上にして透明の袋のまま皿にのせレンジでチン。
500w→5分。600w→4分20秒。
器につゆを入れ250ccの沸騰したお湯で混ぜて溶かす。
加熱した具付きめんを器に入れて完成。
加ト吉と作り方の概要は大体同じですが、微妙に違いはありますね。セブンイレブンも鍋で作りました。
セブンイレブンの冷凍肉うどん完成です。
加ト吉よりも更に醤油の色合いが薄い!関西だし感が思いっきり出ています。イイお出汁の香り。具材の牛肉は少ない!加ト吉より少ないか?玉ねぎは入っていません。これはかなりアッサリ系の肉うどんなのか?
いただきます!
スープからです。
これは以外!強いスープ。スープ自体の魚介系のうま味、肉のうま味どちらもガツンと来ます。味わいはあっさりしていますが強いうま味を感じます。醤油感はやはり「関西だし」ということで控えめです。脂の浮き具合も加ト吉より多め。はっきりとしたスープといった感じです。バランスもイイ。
麺です。
かなり「太め」です。そして食べた瞬間、すいとんやちくわぶのような「ヌルっ」とした食感。それでいてモチモチで程よい弾力もあります。とても本格的な麺。冷凍食品感ゼロです。いや~加ト吉の麺とはまた、全く違った味わい。楽しすぎます。
具材の牛肉はやはり少なめ。
一番大きなお肉を一枚食べ、その後、他の肉をかき集めても、
このくらい。肉のこま切れ1枚半といったところでしょうか。食べた気はしませんが、うどん全体の味にかなり貢献しています。スープに肉の旨味というものもしっかりと感じられます。これは添付のつゆに肉の旨味成分が入っているのか?と思い、原材料を確認するも、つゆには魚介成分しか入っていません。ちゃんと具材の肉から旨味がスープに伝わっているんですね。
セブンイレブンの冷凍シリーズは外れないですね~。またしても驚かされました。出来上がりの見た目はおとなし目に見えましたが、スープも麺も主張が強く、肉うどんとしてのしっかりとした味わいがガツンと入ってきます。
加ト吉・セブンイレブン冷凍肉うどん 総評価!
■ 加ト吉の冷凍肉うどん
リアルさには欠けるが、冷凍食品として新ジャンルを彷彿させ、整った味わい
麺はかなりの旨さ。冷凍食品では味わったことのない麺です。しかし、うどん店でもこういう麺は味わったことがない。「近未来の麺」という感じがしました。その点「リアルな肉うどん」感は薄れていますが、これはこれでうまい訳です。スープや具も、上品にだしや肉の旨味がバランスよく効いていて、整った食べやすい肉うどんだと思いました。
■ セブンイレブンの冷凍肉うどん
本格志向を追求した味わい。麺もスープもリアルな肉うどん
とにかく本物っぽさを感じる肉うどんでした。麺は「こんな麺のうどん屋さんがあっても違和感がない」くらいの出来栄え。ヌルっとモチモチで個性すら感じます。スープはあっさりベースながらもパンチがあり、肉うどんならではの脂具合もガッツリ感じます。牛肉などトッピングをプラスすれば、お店顔負けの肉うどんが出来そう!
で。結局どっちが旨い?!白黒つけるつもりでしたが・・・全然味わいが違うんですよね。よく似た商品なのにここまで違いがあるとは思いませんでした。
しいていえば・・・。
突発的にお腹がすいた時はセブンイレブンの冷凍肉うどん!
お昼ごはん・晩ごはんで計画的に食べるときは加ト吉の冷凍肉うどん!
こんな見解です。どんな見解?わかりにくくてすみません。でもこのようなイメージなんですよね。実際両方を食べて頂いたら、きっと共感できると思うのですが...。そして確実に言えること。両方めちゃくちゃ美味しい!肉うどんがお好きな方は是非とも「両方」ご賞味あれッ!
セブンイレブンの肉うどんはお近くのセブンイレブン店舗で簡単に探せると思いますが、カトキチ(テーブルマーク)の肉うどんが見つからなければネットでも購入できます。
私が購入したものとパッケージは変わってますね~。でもパッケージのキャッチフレーズはほぼ一緒です。
さいごに
私は個人的に「セブンイレブンの冷凍食品は最強」だと思っています。今までいろいろと味わってきましたが、スーパーで取り扱っているものとは一線を引くもの。それがセブンの冷凍食品!という具合に。しかし、今回食べた加ト吉の冷凍肉うどんにはセブンイレブンと互角ということでびっくり!やはり加ト吉の冷凍肉うどんが美味しいという噂は本当でした。子供は加ト吉の方が食べやすいかな?
冷凍肉うどん食べ比べ!それぞれに個性がある商品でしたのでかなり楽しめました!もちろんすべて述べたことは私の私感です。実際食べてみて感じてください!
最後までお読みいただきありがとうございます。