セブンイレブン冷凍ラーメン。進化幅が凄い!味噌・醤油がっつり食レポ!
2018/08/10
以前この冷凍具付きラーメンシリーズは、醤油・味噌・豚骨と3種の味が販売されていました。しかし現在(2018年8月)では、醤油・味噌の2種類。パッケージもガラリと変わりリニューアルしているようです。
価格は
味噌 199円(税込)
醤油 199円(税込)
となっており若干変化も見られます。
以前の2017年版の具付き冷凍ラーメンとどれほどの変貌ぶりか?比べながら今回の2018年版もまたじっくり味わってみようと思います。
ちなみに → 2017年版セブンイレブン具付き冷凍ラーメン の記事はこちらです。
(この商品は1年に一度リニューアルされると別に決まってはいないと思いますが、勝手に2017年版、2018版と名づけさせてもらいました。)
ではさっそく前回一番好印象だった「味噌」から調理して食べてみたいと思います!
セブンイレブン具付き味噌ラーメン
具付き味噌ラーメン
価格 199円※2018年8月現在
カロリー 502kcal
よく見ればそれほどデザインに変わりはないようですが、キャッチコピーが「味噌のうま味香る」から「4種の味噌と香味野菜の濃厚スープ」になっています。以前も濃厚スープのイメージでしたが、更にアップしているのか?濃厚度。
袋から出します。
具付きの麺とスープが入っています。この辺も前回と同じですね。
そして作り方。電子レンジと鍋調理の2パターンありますが、2017年版は全てレンジで作りました。鍋で作りかかったのですが、麺のフィルムにデカデカと「レンジ調理がおすすめ!」と記されてあったからです。しかし今回はその文字が見当たりません。そして鍋の方が時間や手間も若干手軽に感じ、2018年版は全て鍋で調理しようと思います。比較としてはここは変えちゃいけないところですが・・・。やっぱりラーメンは鍋で作りたい。
約280㏄の水を沸騰させ、
具付きめんを袋からだし、具材を上にしてポン。
2分半~3分加熱したら、
スープ投入。ドロッとしています。ひと煮立ちさせて、器に盛って完成!
完成したものがこちら。
アレンジなしの具付き味噌ラーメン。具材の「めんま」「たまねぎ」「もやし」「豚肉」は麺とスープに埋まっています。この感じも前回と同じですね~。見た目トロミを感じますがどうなんだろう?さあ、味わいの方はどうでしょうか?前回の味噌はとっても美味しかったから、変わってなくても別にいいのですが。
では冷めないうちにいただきます!
まずはスープ!
相変わらずの旨さ・・・いやいや!前と違う。絶対違う!前回を越してる~!
マイルドクリーミーでしかもコクもある前回の絶品味噌スープにプラス更に奥深いコクが付き、「マイルド」なんて表現では失礼なくらい上物になっています。玉ねぎの甘味が味噌のコクで薄れるくらい。4種の味噌というのが凄いのか?!
続いて麺。
太麺で卵を存分に感じる麺。味を感じる麺です。今回も麺の原材料に「卵粉」ではなく「卵黄」がしっかり入っています。麺の様子は前回とよく似ています。この太い麺がガッツリスープを持ち上げ、幸せを感じます。
具材は・・・。
メンマです。
玉ねぎともやしです。
豚ひき肉です。
探し出して取り上げるのが難しいくらい少量です。しかしこの味噌ラーメンにはこれでいい!リアルな具材の旨味がスープに反映する程度でいいのです。具材単体の味というよりも、スープの味を引き上げる役割といっていいでしょう。
そして、食べていくうちに徐々に「濃厚さ」というものを感じさせられます。これは前回と一番違うところかもしれません!前回も濃厚さを感じましたが、今回は濃厚さを越して「ドロドロさ」があります。どんぶりのフチに付いているスープの感じに注目です。このドロドロさがまたイイ!太麺との絡みがドプッとしていてこれまた幸せ。現代風ラーメン?!うますぎる。
具付き味噌ラーメン総評!
このラーメンに焦がした分厚いチャーシュー2枚とシャキッと炒めた玉ねぎ・もやしを大盛りにトッピングして850円~!そんなラーメンです。本格さが増してます。進化が凄い。冷凍食品の割には・・・なんてレベルではないんですね。比較対象は「お店」でいいでしょう。具材のしょぼさはお店とは比べれませんが。
2017年版はこの味噌ラーメンの価格は268円(税込)でしたが、2018年版は199円(税込)とお安くなっています。しかし、麺や全体の分量はほとんど変わっていないんですよね。何でも価格が上がってくるセブンイレブンとしては珍しい?!以前の味噌ラーメンでもおそらく巷でも高評価の人気商品だと思うのですが、そこをまた進化させるとは!にくいねセブンイレブン!
→ 2017年版セブンイレブン冷凍具付き味噌ラーメン
セブンイレブン具付き醤油ラーメン
具付き醤油ラーメン
価格 199円※2018年8月現在
カロリー 424kcal
2017年版とお値段はほぼ一緒。そしてこちらもキャッチコピーが変わっています。「鶏と豚のコク深い味わい」から「鶏・豚・魚介のうま味と懐かしい味わい」に。スープに魚介系が加わっているわけですね。懐かしいというキーワードも気になります。
袋から出しますと、
醤油の方も具付きめんとスープの2つ。あっ、チャーシューの形が丸型になっている。以前は四角いチャーシューが2枚だったのですが、今回は大き目の1枚のチャーシューです。
鍋で調理します。
入れる水の量とゆで時間以外はすべて味噌と同じ調理法。水は330cc使います。
スープは「さらさら」プラス「脂」という感じです。
醤油ラーメン完成です!
具材はチャーシューとメンマとほうれん草。そしてなるほど魚介チックな香りもしてきます。スープからいただきます。
ああ!魚介の風味が結構強いかな!?以前はチキンとポークの「ザ・醤油ラーメン」といった味わいでしたが、それプラス魚介の香りが入ってきます。甘味も強くなったかな。変貌ぶり、かなり感じます。
2017年版の醤油スープのだしには昆布・かつお・鶏・豚が使われていて、一応「昆布とかつお」という魚介は使われていました。しかし今回の醤油スープのだしには鶏・豚・煮干し・ほたてが使われています。確かに魚介が強めになっているようですね。
スープの色も若干濃く見え、醤油のコクも増したかな。
麺のアップ写真。
中太麺といったところでしょうか。味わいはやはり冷凍食品とは思えない本格さ。味噌の麺ほど卵感はありませんが、よい風味。モチっとした食感も心地いいです。柔らかさはゆで時間次第。1分30秒~2分となっていますが、固めが好きな方なら早めに上げるのもアリでしょう。
チャーシューです。
丸く大きなチャーシュー!見た目はお店のようで美味しそう。でもカップラーメンのチャーシューほどではないんですが、少しインスタントチックな味わいになっちゃったかな?チャーシューは以前の方が本格っぽい味わいで好きです。
メンマです。
繊維を感じるシャキッと感が強いものではなく、柔らかくふっくらした食感が特徴的なメンマです。美味しいです。
ほうれん草です。
もう全然ほうれん草!本格的というより本物。普段食べる茹でたほうれん草そのものです。量は以前より増えたかな?
具付き醤油ラーメン総評!
魚介の風味がしっかり出ており、奥深いスープになっていると思います。醤油ラーメンの方も確実に進化している訳ですね。トッピングでアレンジを加えなくてもいいほどの具付き感も満足!冷凍食品、調理も簡単、価格199円。完成度はやっぱり素晴らしい!!
ただこれは私個人の好みですが、醤油ラーメンは以前の方が好みです。魚介系もイイのですが、冷凍食品というジャンルでの醤油ラーメンは、シンプルなだしの味わいの方が無難かなと感じました。魚介の風味をどう感じとるか、賛否両論がありそうな醤油ラーメンかもしれません。是非食べてみて下さい。
→ 2017年版セブンイレブン冷凍具付き醤油ラーメン
おわりに
このセブンイレブンの冷凍具付きラーメンシリーズ。調理も簡単で、トッピングも付いていて価格も安い。そして本格的な旨さ。様々なジャンルのインスタント系のラーメンの中でも群を抜いての完成度だと思っているラーメンなのですが、更に大幅に手を加えている訳です。常に進化を続けるこの冷凍ラーメンは注目せざるを得ないラーメンといってもいいでしょう。
豚骨がなくなったのは残念ですが、味噌ラーメンの旨さは本当に格別ですよ~!
2017年版セブンイレブン冷凍ラーメン醤油・味噌・豚骨
↓ここからは2017年の記事です↓
→2018年版に戻る
冷凍食品でラーメンも食べられる時代になってきました。
冷凍食品といえばレトルトイメージまっただ中の食品。乾燥麺とは違う冷凍麺。どんな具合なのか?
気になっていました。「セブンイレブンの冷凍ラーメン」。
ということで、買ってきました!
王道のスープ、醤油・味噌・豚骨。3種類きっちりとありました。
3種類ともに「具付き」となっています。これはありがたい!どれほどの具なのでしょうか!?
それと、買う時に思いました・・・価格がすべて違う!3種類ばらばらです。豚骨と味噌では100円近く差が付いています。確かに大きさも3つとも全然違うし。スープ袋が代わっているだけの単純な冷凍ラーメンではなさそうです。それぞれの味にそれぞれこだわって開発されているにおいがします。
私の地域のセブンイレブンで購入したそれぞれの価格
醤油 200円(税込)
味噌 268円(税込)
豚骨 176円(税込)
※2017年2月現在の価格です。
一般的な乾麺タイプのインスタントラーメンやカップラーメンよりもはるかに高い価格帯。本格志向の手の込んだカップラーメンの価格に近いといったところでしょうか。お店で食べるラーメンと比べれば、半分にも満たない感じです。以前、→セブンイレブンの電子レンジラーメンを食した際、その価格は即席ラーメン寄りというよりも、実店舗寄りでした。
このような価格帯を頭に入れながらじっくり味わってみたいと思います。
「セブンプレミアム」。わくわくさせてくれますね~!
それでは、さっそくパッケージの裏面に記載されている調理方法に忠実にしたがって1種類ずつ作って食していこうと思います。
セブンイレブン冷凍具付き醤油ラーメン
→2018年版醤油に戻る
まずは、醤油からいってみます。
価格は、200円(税込)※2017年2月現在
とりあえず中身を拝見。
あらかじめ具の入った麺のフィルムと、スープの袋が入っています。
でかでかと「レンジ調理がおすすめ!」と記載されています。パッケージ裏面の調理方法によれば、レンジと鍋の2つの調理方法があり、こちらにも「レンジ推奨」と記されています。自分は鍋で作ろうと思っていたのですが、ここまでおすすめされてはレンジで作るしかないでしょう!
~調理方法~
①スープ袋をお湯につけておく。
「お湯」と書かれているのですが、蛇口から出せる程度のお湯でいいのか、沸騰させたぐらいのお湯なのか?おそらく常温程度に戻ればいいと思うので蛇口のお湯でもいい気はするのですが、意外と解けない可能性も考慮して、ケトルで沸かしたお湯を使いました。
こんな感じで大きめのコーヒーカップで温めておきました。
②袋に入ったままの具付き麺を具の部分を上にしてお皿に乗せ、電子レンジでチン。
レンジOKのお皿にのせて温めます。
500Wで5分。600Wで4分30秒です。
③温めておいたスープ袋をどんぶりに入れ「300ml」の熱湯を注ぎ、よくまぜる。
ちなみに、熱湯を入れる前のスープです。
ドロッとしたものではなく、さらっとした液体状でした。少し見にくいですが、周りの脂のリングがイイ感じ。ラーメン屋みたいです。これに熱湯を入れてまぜるわけです。
④レンジで温めた具付き麺を湯はねに注意してどんぶりに入れ、ほぐして完成!
湯はね?何だろう?具付き麺の袋をあけてどんぶりにドボン。スープがべチャ!これのことね。かなりスープこぼれちゃいました。麺を入れるときは熱々ですが、「湯はね」には注意した方がよさそうです。
で!完成したセブンイレブン冷凍具付き醤油ラーメンがこちら。
おお!美味しそうです。写真の撮り方と盛り付け方がもう少し上手にできれば、実際の「美味しそう感」がもっと伝えられるのに・・・。この写真以上なんですよね、出来栄え。これが「冷凍ラーメン」か?!というくらい。
~実食~
さっそく冷凍醤油ラーメン頂きます。
麺はこれ。中太麺(たぶん)。ストレートです。
見た目
レンジで温める前の袋に入っていたときの状態と完成時のギャップにびっくりしました。「冷凍食品ってここまで出来るの?!」これが率直な私の感想です。スープも麺も具もレトルト感は全く感じられません。
香り
よくある醤油とチキンスープがまざり合った「ザ・醤油ラーメン」の香り。しかし普通の即席ラーメンのようなインパクトのあるものではなく、上品で控えめ。自然な香りとでも言いましょうか?そんな感じです。
麺
しっかりとコシがありながらプリッとした程よい弾力もあります。しかし食感よりも強く感じたのが麺のうまさです。何なんだろう?風味などが良いのでしょうか?
スープ
原材料から、昆布・かつお・鶏・豚のスープ。深い味わいを感じれます。醤油の角も立ってなくまろやかです。即席ラーメンのスープだけを飲むと喉にキーンと来る感じが、このスープにはあまり感じません。
具材
厚切りのチャーシュー・ホウレンソウ・メンマどれも冷凍食品とは思えない本物の具でした。「具付きラーメン」という商品名として、期待を裏切っていない満足感です。メンマはラーメン屋さんででるメンマと変わりありませんし、チャーシューも実に本格的。ジューシーでありながらしっかりと歯ごたえもあります。醤油の香りが鼻を抜けるくらいしっかりと醤油が染み込んだタイプではなく、豚本来の旨みが感じられるあっさり目の味だと思います。自分の好きなタイプのチャーシューです。
冷凍ラーメンとして一杯を食した感想
あれれ!このラーメン、昔ラーメン屋さんで食べた醤油ラーメンと似てるな~。昔と言っても子供のころ。とても美味しかった思い出がよみがえってきました。昔ながらの醤油ラーメンの味ということでしょうか。
いやいや!ちょっと待てよ、これは先ほど電子レンジでチンした冷凍ラーメン。お店レベルってこと!?落ち着いてじっくり味わって食べてみても確かに美味しい。スープもスーッと飲めるまろやかで深い味わい、麺も良い風味を感じさせてくれる美味しい麺。200円の冷凍ラーメン!びっくりです。
実際ラーメン専門店でもこのくらいの醤油ラーメンは、ありそうな気がします。いや、それは言いすぎかな?冷凍ラーメンという感覚で食べて、出来栄えが想像をはるかに超えた勢いでそう思えたのかもしれません。でも、ラーメン専門店ではなく、レストランなどの総合的な飲食店の一部のメニューにあるラーメンよりも全然美味しい!といった感じでしょうか。
とにもかくにも、比べる対象が、他の「即席ラーメン系」ではなく、「お店」になってるくらいの味です。
麺の量は「210g」で結構ボリュームを感じました。その分、具の少なさがなおさら強調された気もします。本物志向でとっても美味しい具ですが、物足りなさを感じてしまいました。でも、200円。これ以上は求めてはいけませんね。
調理の手間は、電子レンジという事もあって楽かと思いましたが、スープをお湯で温めたり、300mlの熱湯を用意したりで、鍋を使う袋インスタントラーメンより少し面倒かなという感じ。でも、電気ポットを使用したりして、うまく段取りをこなせばもっと楽になるでしょう。
~冷凍具付き醤油ラーメンまとめ~
オーソドックスな昔ながらの醤油ラーメン。
麺もスープもお店と比べられるほどの完成度。
具は少なさを感じるが、それぞれ本物の美味しさを楽しめる。
冷凍ラーメン200円でこの味は凄すぎる。
こんな感じです。
とっても美味しい醤油ラーメンでした。味噌、豚骨もますます楽しみになってきました。
ということで、お次は「味噌」をいってみましょう!
セブンイレブン冷凍具付き味噌ラーメン
→2018年版味噌に戻る
次は味噌ラーメンです。
価格は、268円(税込)※2017年2月現在
3種類の中で価格が一番高いラーメンです。期待してます。袋開封!
醤油と同様、スープ袋と麺の2つが入っています。
あれ?味噌には「レンジ調理がおすすめ!」と書いていない。パッケージ裏面の調理方法にも「レンジ推奨」とはなっていない。でも、「比較」ということも考え、同じ条件で作るのが一番。迷わずレンジで調理開始です。
~調理方法~
調理方法はほとんど醤油ラーメンと一緒ですが、異なった所は以下の通り。
具付き麺をレンジで温めるときは「具材を下向き」
醤油は上向きでしたが、味噌は下向きです。どう違うんだろう?
スープに使う熱湯は250ml。
醤油は300mlでした。結構違いますね。
温め時間は500Wで5分30秒。600Wで4分30秒。
醤油に比べて500Wの場合だけ30秒長めの表記でした。
この3点だけ醤油ラーメンと作り方が異なるという事で、つくる工程は飛ばします。
熱湯を入れる前のスープの写真だけ。こちら。
ドロッとした感じ。見づらいですが、色は焦げ茶ではなく明るい茶色です。油のリングもカッコよく存在しています。
「湯はね」に注意して麺をどんぶりに注ぎ、セブンイレブン冷凍具付き味噌ラーメン完成!
これもまた美味しそうには撮れていません・・・。でも大体こんな感じという事で。パッケージ写真の様に、具を上に持ってきたかったのですが、もう麺にまぎれちゃっている感じです。
~実食~
さっそく冷凍味噌ラーメンも頂きます。
麺はこれ。どっしりしています。醤油ラーメンは中太麺だと思うのですが、おそらくそれよりも太い麺です。ですので、「太麺」といってよいのでしょうか?ストレートです。
見た目
醤油ラーメンと同様、レトルト感を全く感じさせない本物のラーメンです。ただ醤油ラーメンとは違い、細々した具が麺と混ざり合っているという状態なので、見た目はそれなり。といったところです。
香り
味噌の香りはもちろんですが、肉系の香りというものも強く感じます。原材料によれば肉系は豚です。
麺
やばいです。めちゃくちゃ美味しい!麺の風味がとってもイイ!醤油ラーメンの麺もイイ風味はありましたが、それ以上です。醤油ラーメンの麺の材料には「卵粉」、この味噌ラーメンの麺の材料には「卵黄」となっています。なるほど、この差ですね。やさしくまろやかな風味がたまりません。「卵麺」という事でいいのでしょうか。太い麺で、一口ごとにドボドボ入ってくる感じですが、これは美味しい麺のメリットですね。
スープ
これまた感動!味噌のうまみと香りに豚のうまみも絡み、とってもまろやかでクリーミーさすら感じました。ほどよい甘さもあり、飲みほせます。
具材
具は、玉ねぎ・もやし・豚肉です。しんなり炒めた感の玉ねぎともやし、そして豚のひき肉が入っていました。ラーメンのトッピングというよりも、麺とスープの美味しさを後押しするために入れられているニュアンスです。具としての存在感はありませんが、スープの旨み・甘みを確実に引き出してくれています。
冷凍ラーメンとして一杯を食した感想
冗談抜きで驚きました!とても美味しいです!思わず一人でしたが、笑っていました。醤油ラーメンも良かったのですが、それは「お店っぽい本格的なラーメン。」「冷凍ラーメンでここまで出来るのか。」程度です。しかし、この味噌ラーメンは驚きのレベルが違いました。お店と比べると・・・他の即席ラーメンと比べると・・・冷凍ラーメンとしては・・・。そんなものはどうでもいいッ!!!ただ一杯の極旨の味噌ラーメンを食べた!そんな感じでした。本格的ッてなんだ?頭が混乱。それくらいの衝撃を受けました、この味噌ラーメンに。
冷静になって考えます。まずこの味噌ラーメンよりも味の劣るお店、あると思います。そして麺とスープのレトルト感・即席感は全く感じません。
麺には「卵黄」が入れられているようで風味豊かなタマゴ麺です。これがとっても美味しい。太い麺だからこの美味しさが思いっきり味わえます。ちなみに醤油ラーメンの麺の方は「卵粉」となっていました。風味の差は結構あります。
麺と同じくらいスープの味にも感動。マイルドクリーミー!プラス味噌のコク。最強です。残ったスープに、白飯を入れたくなります。ごくごく飲んじゃいましたけど。
具の方は、具付きラーメンとしてはあまりにも存在感がなさすぎるところです。美味しそうに盛りつけようとしても麺にまぎれちゃってる感じで・・・。醤油ラーメンの凛とした具とは違います。しかし味噌ラーメンの具はトッピングとしての立ち位置ではなく、味の後押しとして使われていると判断しました。玉ねぎもすごくイイ甘さを出していました。これらの具のおかげでこのマイルドクリーミーなスープが実現している。そうだ、きっとそうだ!
麺の量は200gと、醤油より10g少なめ。それでもかなりのボリュームを感じました。
何なんだ、この味噌ラーメン!果てしないスープと麺の旨さ。これはアレンジのし甲斐があるラーメンです。サッと茹でたシャキシャキのもやしを大量に乗せたい!チャーシューも添えたい!このままで食べるのはもったいないくらいの絶品冷凍味噌ラーメンだと思います。
~冷凍具付き味噌ラーメンまとめ~
太麺の卵麺が最強!
マイルドでクリーミーなスープが最強!
具はスープの美味しさを底上げする役目
冷凍ラーメン268円。あり得ない。
こんな感じです。
絶対リピート!具のアレンジしたいですね~!!
そして、最後は「豚骨」。自分が一番好きなスープです。期待は高まりますが、味噌の衝撃のあとで大丈夫でしょうか?!いってみましょう。
セブンイレブン冷凍具付き豚骨ラーメン
最後は豚骨ラーメンです。
価格は、176円(税込)※2017年2月現在
こちらは、3種類の中で価格が一番安いラーメンです。どの程度のものか!袋開封!
豚骨も、スープ袋と麺の2つが入っています。
「レンジ調理がおすすめ!」の文字はありません。でもこれも電子レンジでいきます。
~調理方法~
調理方法の違いのポイントは、
具材を下向き
スープに使う熱湯は300ml。
温め時間は500Wで4分。600Wで3分40秒。
豚骨もまた、調理工程を飛ばします。
熱湯を入れる前のスープ。
茶色の部分、白い部分、油の部分。3層です。
大好きな豚骨。期待しています!セブンイレブン冷凍具付き豚骨ラーメン完成!
これはもう写真を撮る勉強をした方がよさそうです。見た目とうらはらに、どう見ても美味しそうな豚骨ラーメンが出来あがりました。
~実食~
冷凍豚骨ラーメンも頂きます。
麺はこれ。醤油ラーメンの中太麺よりは更に細い感じ。でもよくお店で食べる細麺より太さを感じます。「中細麺」ってことにしましょう。ストレートです。
見た目
白いスープに王道のトッピング。まさに美味しそうな豚骨ラーメンです。
香り
独特の豚骨臭さは感じませんでした。豚骨ラーメンとしての、この香りのなさには違和感も・・・。
麺
プリプリで弾力を感じる麺。歯ごたえもあり、美味しい麺です。麺の風味はそれほど感じません。
スープ
豚骨スープというより、何か洋風なスープに感じました。これがまたマイルドですごく美味しい!
具材
ネギ・キクラゲ・薄切りチャーシュー。豚骨ラーメンでよく使われる具です。存在感はどうだろう?醤油よりもないかな~?でもチャーシュー極旨!大好きです。
冷凍ラーメンとして一杯を食した感想
コク深いマイルドな豚骨ラーメンを再現したら、豚骨ラーメンではなく別の新しい美味しいスープが出来た!という感じがしました。豚骨臭さは全くなく、豚骨好きには物足りない感じ。でも何だろう?美味しい!原材料には「牛乳」と「バター」が使われているようで、どこか洋風な感じすらするスープ。クラムチャウダーの貝の旨味を豚の旨味に代えたといいましょうか?!美味しくなければ「全然豚骨スープじゃない」といい放てそうですが、きめ細かく上品でマッタリした白いスープが、絶品なので足をすくわれた感じです。変に喉を刺激しない飲み干せるスープです。女性にも好まれそう。
麺は醤油や味噌のように深い風味はあまり感じられませんでしたが(麺に含まれる原材料で、醤油は卵粉、味噌は卵黄、そして豚骨は卵白?となっていました)、しっかりとした弾力、歯ごたえもあり、太さもこのスープに合う麺だと思います。個人的にはもう少し水分の少ない麺の方が良かったかも。量は170gと、3種の中ではグーンと少なくなっています。これもまた豚骨ラーメンの特徴と言えるかもしれません。
具はこれぞ豚骨ラーメンと言える薄切りチャーシュー、ネギ、キクラゲ。チャーシューが旨い!この薄切りが細目の麺とマッチします。出来栄えは、お店のトッピング以下、即席ラーメン系のトッピング以上ではないかと思います。あ~このチャーシュー、五枚くらい入れてチャーシュー麺として販売されないかな~?
~冷凍具付き豚骨ラーメンまとめ~
洋風とも思えるクリーミーなスープ。
麺は豚骨らしく細め。
薄切りチャーシューが旨い!
冷凍ラーメン176円。味に妥協なし!
風味が豚骨としてはちょっと・・・、でも、旨いかまずいかと言えば、極うま!頭が混乱する豚骨ラーメンでした。スープのマイルドさはスゴイものがあります!
おわりに
価格もバラバラ、具やスープはもちろん、麺の太さや風味も3種類とも異なるもの。それぞれのラーメンにそれぞれの個性を感じ、とっても比べがいがあり、楽しめました。
醤油・忠実的な本格感
味噌・感動を与える一杯のラーメン
豚骨・今風を感じさせる斬新さ
というふうに表現してみました。
私的には、圧倒的に「味噌押し」という明確な差が出ちゃいました。日頃食べるラーメンは、豚骨や醤油のほうが好きなんですけど・・・。たっぷりもやしアレンジで再チャレンジするぞ~!
あと、価格帯は「麺の違いが大きく影響」しているのかなと、勝手に予想。味噌の麺は卵黄が使われています。豚骨の麺は卵白。更に豚骨はグラム数が大幅に少ない。こういったことからコストに差が付きそうな気がします。
3種類とも全て、冷凍のラーメンであることを忘れさせる仕上がりだったと思います。調理も簡単で、まぎれもなく即席系ラーメンの部類に入ります。「セブンプレミアム」商品。裏切りませんね~。今後もアンテナをはっていくことにします。
※すべて私独自が感じた感想です。内容はご参考までにしていただければ幸いです。
長々とした文に、最後までお付き合い下さって誠にありがとうございます。