おでんのトマトに初挑戦!調理過程と感想を細かくレポートします!


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おでんのトマトに初挑戦!調理過程と感想を細かくレポートします!


おでんトマト

大きさおよそ6センチ程度。サイズとしては中型であろうこのトマトをおでんの具として調理します!

おでんの変わり種としてよく挙げられる「トマト」です。もはや変わり種ではなくなっちゃってるんじゃないの?っていうくらい、多くのおでんレシピを見かけます。

昆布にも入っている旨味成分の代表格「グルタミン酸」もトマトには豊富に入っています。具材としてとても魅力的です。その半面ッ!おでんという和の料理に飛び込んでくるにはあまりにも無謀な「酸味」、そしておでんの具として形を留めることができるのか心配になるほどの「柔らかさ」。このようなリスクも背負っています

そんなインパクト大の「トマト」という具に、チャレンジしてみようと思います。




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おでんのトマトの下ごしらえ!

やはり、トマトにおでんのだしを思いっきり染み込ませたいので、トマトのツルツルの皮は取り除こうと思います。湯せんをして皮をむくという調理工程が必要となってきます。その方法はこちらです。

おでんトマト

トマトの緑の葉が付いているヘタの部分を包丁でくりぬきます。包丁の刃の先を刺し込み、トマトのほうを回すと、なんとなくうまくヘタが取れました。トマトは柔らかいので、ザクッといっちゃいます。怪我にはご注意を。

おでんトマト

湯せんした時に皮がめくれるように、ヘタと反対側の方にバッテンの切り込みを入れます。私は少し深く切りすぎました・・・。極力浅めに包丁を入れた方がよさそうです。煮崩れの原因につながりそうですので。

おでんトマト

沸騰したお湯にトマトを入れます。ほんの1~2分で、皮がめくれてきます。そうなれば、お玉などで取り出し、水を張ったボールに入れます。熱が取れたら皮をむきます。

おでんトマト

こんな感じになりました。この段階でとっても美味しそう!マヨネーズを回しかけて食べたいぐらいです。

おでんスープに投入する前のトマトの下ごしらえは終わりです。トマトの湯むき、意外と簡単に時間をかけずできました。



トマトをおでん鍋に入れるタイミングは?!

柔らかいトマトを長時間火にかけてコトコト煮込むのはさすがに抵抗があります。おそらくぐちゃぐちゃになってしまうのでは!?「おでんの具」ではなく、「おでんのスープ」になってしまいそうです。

トマトはもともと柔らかいので、煮込んで柔らかくする必要のない具です。おでんのスープさえ染み込めばいいのです。スープの味は、温かいものが冷めていく過程で染み込んでいきます。このような事から、おでん鍋にトマトを投入するタイミングは・・・!

他のおでんの具を煮込み終わる5分前にトマトを投入!トマトは温める程度です。

おでんトマト

5分たったら火を消し、おでんを冷まします。半日程度は冷ましたいところです。思いっきりおでんのスープを染み込ませます。

そして、食べる直前に具材全体を温める程度に再度火にかけます。

トマトの投入に関係なく、おでんを温めるときは、絶対に沸騰させないように、沸騰ギリギリ手前で温めました。

この柔らかいトマトをおでんの具として扱うには、やはりこのような方法しか思いつきません。別鍋でおでんスープを入れて煮る、という方法もあるようですが、ここは私のこだわり!それではおでんの具ではなくなってしまうような気がします。意地でも全員そろった具材の中に入れたいわけです。

さあ!おでんのトマト。どんな感じに仕上がっているでしょうか!?お玉で取り出します。



おでんのトマト!出来栄えは?

こちらが今回挑戦したおでんのトマトです!

おでんトマト

おっと~!?見栄え的にはどうなんでしょうか?綺麗な形とは言えません。「湯せんでむいた皮」とは別に、トマト表面が所々欠けちゃっています・・・。う~ん確かに、トマトのカケラと言いますか、肉片と言いますか、それらがおでん鍋の中に多少浮いています。温めすぎたか?長時間冷ます段階でもはがれていったのか?

皮をむいたみかんのようになっている部分もありますが、中身は飛び出していません。おでんスープも「トマトスープ」にはなっていません。良かった。他の具材に害を与えてはいません。

見た目は完ぺきではありませんが、めちゃくちゃ美味しそう!鮮やかな赤色が、だしを吸って淡い色になっています。そのお味はどうでしょうか!?頂きます!

トマトの酸味は思った以上に残っています。そこにおでんの和風だしが染みています。酸味と和風のスープ。違和感は感じられません!とっても美味しい。もちろん一般的なおでんの具としては味わったことのない味。酸味というものがありますからね。しかし、そんな酸味もおでんのだしに、「いい感じにまろやかにされている」といったところでしょうか。噛む必要がないほどの柔らかい出汁を吸ったトマトが、本来持っている酸味を申し訳なさそうに控えめに出している。そんな味です。



やはりおでんのトマトは変わり種の位置!?

「酸味」というおでんの具にはあまりない面白いアクセント。トマトの旨味も感じられ、おでんの王道の具として取り入れたいほどの味です・・・。が!しかし。煮崩れに神経を張るのが面倒です。今回の方法でもトマトのカケラがおでんスープに浮いちゃいます。取り扱いがまるで「爆弾」のようです。技術と経験でうまくトマトを扱えるようになるのかもしれませんが、難しそうです。トマトを入れるときは気を張らないといけない!ということで、トマトはおでんの具材としては「変わり種」の部類になる!そう感じました。別鍋で煮る方法も、それ時点でもう、おでんの具としては変わり種ですしね。




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おわりに

変わり種として話題になっている「おでんのトマト」。初めて挑戦しましたが、自分の中では満足のいくものができたと思います。おでんにはないサッパリ具合が良いアクセント!トマトを食べた後の取り皿はトマトの汁でジュクジュクになりましたが。

そして、このトマト、「夏おでん」で大活躍しそうです。暑い時期にあまり旬ではない大根の代わりとして、主役級の具になりそう!サッパリした酸味も夏にはぴったりですね。


最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。




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