九州の味ラーメン「うまかっちゃん」とはこんなインスタントラーメンだ!
2020/05/16
同じ日本でも、ここまで味のニーズに差が出るものなのか・・・。
それを最も感じさせる商品の一つ。
インスタントラーメンのうまかっちゃんです!
正式な名称は「九州の味ラーメン うまかっちゃん」です。豚骨ラーメンです。
西日本でしか販売されていないようです。今から20年ほど前には、関東地方や東北地方などでも売られていた時期があったようなのですが・・・。
九州地方では特に「ド」が何個付いてもいいくらいの「ド定番」インスタントラーメン。インスタントラーメンと言って連想する味は、このうまかっちゃん!といっても決して言い過ぎではないでしょう。実際、私の地域のスーパー、ディスカウントショップ、ドラックストアなど、インスタントラーメンを販売しているところで「うまかっちゃん」がないなんて言うところは皆無です。
豚骨ラーメン自体は、全国で受け入れられている味なのですが・・・。地域による味の好みの差というものは、やはりはっきりとあるんですね。
そんな地域色強めの「うまかっちゃん」を実際につくってリポートします。うまかっちゃんとはこんなインスタントラーメンです!
うまかっちゃん調理!
まず、うまかっちゃんの袋の中身は・・・。
普通にインスタントラーメンでよくある乾麺と、粉末調味料、そして調味オイルが入っています。
作り方はいたってオーソドックス。
まず鍋で湯を沸かします。
ボコボコ沸騰したら、麺を投入。
パッケージの表記に3分ほど茹でるとありますが、ここはもう好み次第。
お好みの麺の硬さに茹でたら、火を消します。そして「粉末調味料」を加え、混ぜます。
このような白濁スープです。粉末調味料の中には、気持ち程度のネギとゴマが入っています。豚骨の「良いくさみ」がしてきます。
どんぶりに入れて、ここで「調味オイル」なるものを入れます。
この調味オイルを入れることによって、更にドスの効いた豚骨臭になります。入れるのと入れないのとでは結構風味に差が出ます。
オイルを軽く混ぜ込み出来上がり!これがうまかっちゃんの外観です。食べている人にはお馴染みの顔でしょう!
白くミルキーに濁ったスープに、この油の浮き具合が食をそそります。
麺の方は、比較的プリッとした食感といえるでしょうか。
豚骨の風味をうまく再現したインスタントラーメン!
マイルドなのど越しながらも、ガツンと豚骨の風味が感じられるうまかっちゃん。子供のころから慣れ親しんだ味です。
ラーメン屋さんの本物の豚骨ラーメンではなく、あくまでもインスタントラーメンの味ですが、あの豚骨の「心地よいくささ」が上手く再現されているラーメンだなと、大人になってつくづく実感しています。
初めて食べる方は、少し癖のある香りにびっくりするかもしれませんが、これが「うまかっちゃん」!おそらくはまる人ははまっていくんでしょうね。
うまかっちゃんには是非ともトッピングを!
今回は具材のトッピングなしで調理しましたが、大概はネギやもやし、ベーコンやロースハムなど冷蔵庫によくあるものを何かしら入れて食べることが私は多いです。うまかっちゃんに、「本物の食材」をちょっと加えるだけで、スープに深みが出て飲みやすくなります。
うまかっちゃんは他のインスタントラーメンと比べても香りが際立つものだと思います。そこにトッピングを加え、食材の旨味をプラスすることにより、先行しすぎた香りに、スープの旨味が多少追いつき、爆発的においしくなるッ!なんて勝手に分析しています・・・。実際、他のインスタントラーメンにトッピングを施した場合よりも、うまかっちゃんの方が「トッピング効果」が感じられる訳です、私的に。
こんな風に「紅しょうが」をちょっと入れるだけでも、インスタントチックなスープの風合いが薄れてくれて、香りとマッチし、非常においしいスープになります。
うまかっちゃんの伸びしろは素晴らしい!そのまま素で食べるのはもったいないかもしれません!
おわりに
以上、うまかっちゃんというインスタントラーメンをご紹介してみました。西日本で、更に九州地方では特に、みんな子供のころから食べているなじみ深いラーメンであろう、この「うまかっちゃん」!今現在では全国区ではないのは残念ですが、ネットなどでも簡単に購入できます。
うまかっちゃんの魅力、一度試してみては!?
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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