おでんに「キャベツだけ串」!簡単でおでん鍋を楽しませてくれる。
おでんにはやはり「大根、こんにゃく、たまご」などの定番は欠かせませんが、何品かは変わり種要素を入れたくなる私です。冷蔵庫に余りがちなものを入れたがります。
で、今回はキャベツ!「ロールキャベツ」ではなくキャベツだけです。おでんにロールキャベツは結構メジャーになりつつ具材かな?コンビニでもよく見かけます。しかし今回はキャベツそのものを楽しんでみたいと思います。丸ごとはさすがに入れれない。こんな感じで入れました。
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おでんのキャベツを楽しむ!
冷蔵庫に4分の1もない、8分の1くらいの余った中途半端な量のキャベツがありました。それを適当なサイズに切りまして・・・
このように串にさしてまとめます。葉の部分、白い部分、芯の部分。一応バランスよく刺しました。下ごしらえなどは全くなしです。楽です。
キャベツ串!
そのままおでん鍋に投入しました。大根たちと共に「初期段階」から思いっきり煮込んでやりました。キャベツはタフだろうと思い。
煮込むといっても沸騰させないギリギリの温度で、温め、冷ますを2回ほど繰り返しました。
そうして完成したものがこちら!
一本の串からばらけず意外にとどまってくれました。やはりキャベツはタフだ。おでんに入れる具材はその具材の形を留めて欲しい。うん。キャベツいいですね!
タフといえどもかなり柔らかくクタクタになっています。味わいの方はいかほど?!
キャベツを煮込んで出る野菜の甘味がガッツリおでんスープと絡んでいます。そして噛まないでいいほどの柔らかさに仕上がりました。串の一番下には芯の部分ですがそれもトロトロです。煮込みすぎたかな?もう少し食感は残しても良かったな。
■ おでんキャベツ(だけ)の総評!
下ごしらえも特に不要で使いやすいです。キャベツがばらけないように串などにさす、くらいはした方が良さそうです。具材としても「おでん向き」といえるほどタフで強さがあります。今回のようにかなりの時間煮込んでもぐちゃぐちゃにならず耐えてくれました。トロっと柔らかいキャベツの味わいはその日のおでん鍋を盛り上げてくれます。
キャベツに旨味成分はあるの?
トマトほどではありませんが、「グルタミン酸」がしっかりと含まれています。旨味のある食材です。
おでんのキャベツは「スープが染み込みながらも、スープに旨味を放つタイプ」です。他のよくおでんに入れる野菜として、大根やじゃがいもなどにもグルタミン酸が含まれています。
おでんキャベツ まとめ
本来はロールキャベツを作って入れたいところ。ただそれが面倒なとき、使いきれなかったキャベツがあるときには「キャベツだけ」でもおでんを楽しませてくれます。煮込む前と煮込んだ後の変貌ぶりが凄い。たっぷりとスープを吸っているので、そこそこの食べごたえもあります。
今回作ったおでんのスープは濃口の醤油メインで、色が付いたもの。出来上がりの色合いがキャベツとはちょっと合わない気がしました。どんよりみどり。色薄目のスープのときにキャベツは入れた方がイイかもしれません。見た目に限ってのことですけど。
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