おでんのこんにゃく。普通こんにゃくと生芋こんにゃくどちらが美味しい?!
おでんに入れるこんにゃくは、「普通のこんにゃく」と「生芋こんにゃく」どちらが美味しいのか?
両方入れて食べ比べ、その味わいの差を細かくレポートいたします。
「生芋こんにゃく」
の存在が気になってきました。生芋こんにゃくって何なんだ?おでんに入れるならこっちなのか?
ということで、実際に食べ比べてみました。
Tweet
目次
・普通のこんにゃくと生芋こんにゃくの違いって何?
・両こんにゃくを観察!
・味わいの違いは?
・おでん生芋こんにゃく まとめ
普通のこんにゃくと生芋こんにゃくの違いって何?
食べ比べる前に、生芋こんにゃくってなんだ?っていうことを明確にしておきます。
■普通のこんにゃく
こんにゃく芋を乾燥させて粉(精粉)にしたものからつくるこんにゃく。
これは普通のこんにゃく。
精粉で作ることにより、傷みにくく流通しやすいこんにゃくで一般的なこんにゃくです。
このように原材料名には「こんにゃく芋精粉」と記されています。
■生芋こんにゃく
すりおろしたこんにゃく芋からつくるこんにゃく。
これは生芋こんにゃく。
傷みやすく販売地域が限られますが、こんにゃく芋の自然な味わいが楽しめます。
原材料名には「こんにゃく芋」と記されています。
ザックリとした違いはこんな感じ。要するに生芋こんにゃくはより自然に近いこんにゃくということですね。
両こんにゃくを観察!
それぞれをパッケージから開け、並べます。
左側が生芋こんにゃく、右側が普通こんにゃくです。生芋こんにゃくは普通のこんにゃくと比べ色が白っぽいですね。
そして香り。カットするときにしっかり嗅ぎ比べる!こんにゃく芋自体どんな香かわからないので何とも言えないのですが、どちらもあのこんにゃく独特の香りがするなか、生芋こんにゃくの方が角の取れた香り。柔らかい香りといいましょうか。
触った感覚も生芋こんにゃくの方がフワッと柔らかく感じました。
さあ、おでんに入れるなら!食べ慣れた普通のこんにゃくと生芋こんにゃく、どっちだ?!調理して食べ比べます。
味わいの違いは?
いつも通りの我が家のおでんの作り方で調理完了。2つのこんにゃくはこのような感じ。
左側が生芋こんにゃく、右側が普通こんにゃく。色の違いはあまり目立たなくなったかな?それでは両者いただきます!
食感が全然違う!
厚揚げの絹ごしと木綿くらい食感が違う。今まで食べてきた加工チックなこんにゃくとは違い、プリプリ感が「自然」です。
こんにゃくの味わい・風味に関しては、おでんは思いっきり味を染み込ませる料理ということもあり、そこまで差を感じませんでした。
大きな違いは食感です。
軽く煮詰めたり、炒め物だったりお料理のジャンルによっては「味わい」の差は出てきそうですが、おでんに限ってはあまり関係ないのかな?と感じました...。けど!食感は違う。正直ここまで食感に違いがあるとは思いませんでした。生芋こんにゃくには「自然な弾力」がある、とでもいいましょうか。
で!おでんに合うこんにゃくはどっち?
これは...こればっかりは...好みか?
再度同じ例えを出して申し訳ありませんが、絹ごしの厚揚げと木綿の厚揚げどっちが好きか、みたいな。
ただ、私個人の好みは食べた瞬間に決まってました。
普通のこんにゃくです。
生芋こんにゃくの優しい食感も美味しかったのですが、やっぱりおでんには加工的な弾力の普通のこんにゃくの方が断然美味しい!と感じました。
おでん生芋こんにゃく まとめ
生芋こんにゃくは、やはり今まで食べてきた普通のこんにゃくとは少々違うもの。自然な食感ですね。ただ、おでんにわざわざ生芋こんにゃくをチョイスして入れるか?といったところ。家庭で楽しむ程度のおでんには必要ないかな~と思いました。「おでんのこんにゃくは味ではなく食感」と思い込んでいる私にとってはなおさらです。価格も普通のこんにゃくよりも割高になりますし。今まで通りこんにゃくは食材にこだわらない方向でおでんを楽しんでいきます。
ちなみによく使うこんにゃくはドラックストアで買う200gで40円のものです...。