おでんに糸こんにゃく(しらたき)!やはり下ごしらえはキッチリしたい。
おでんの 糸こんにゃく。 美味しいですよね。糸状になっていて、普通のこんにゃくとは違う食感が楽しめます。その形状も結んでいる方がおでんには使いやすい。
スーパーで購入した糸こんにゃくを下ごしらえなしでそのままおでん本鍋に入れるよりも、少々手間をかけ下ごしらえを施した糸こんにゃくは、染み込みも良くなりますし、食感もプリッと美味しいものになります。
おでんの糸こんにゃくの下ごしらえ・味わいを細かくレポート!
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目次
・糸こんにゃくの下ごしらえ!
・下ごしらえをした糸コンはうまい!
・おでん糸こんにゃく まとめ!
糸こんにゃくの下ごしらえ!
このようなパックの糸こんにゃく。スーパーでよく見かけます。使いやすいんですよね。結んだ糸コンがパッケージされています。10個入りで約100円で買える価格帯も嬉しい。
パックから糸コンを取り出しよく水分をしぼり、いったんボールに入れます。
ここで 塩もみ をします。小ぶりの糸こんにゃく10個に対し「小さじ一杯程度」の塩を入れ手でよく揉みます。それを10分放置。これでこんにゃく内の水分がニオイと共に出て、アクも取れやすい状態になります。糸こんにゃくと板こんにゃくの下ごしらえ方法は同じですので、写真のように板こんにゃくも入れるときは一緒にボールへ。
更に沸騰したお湯で 下茹で します。アクが取れ、臭みもなくなっていきます。2~3分ほどサッと火に通します。
これで下ごしらえは終わり。
ちなみに→ おでんこんにゃくのページで下ごしらえについてもう少し詳しく書いています。宜しければご覧ください。
後はおでん本鍋に投入です。
思いっきりスープを染み込ませて美味しい糸こんにゃくに仕上げます。
更にちなみにですが...!市販の出汁を使って家庭おでんを楽しむなら、久原本家「茅乃舎」のおでん専用だし。これ、簡単に、本格的に、間違いのないおでんスープに仕上げてくれる!
あごだしベースのだし。「くばらあごだしスープ」とはCMでもよく耳にする。そんな久原本家を母体とした茅乃舎というだしは市販としても結構有名。しかもおでん専用的な商品。実際に購入して試してみました。
→ 市販本格おでん専用だし「茅乃舎」やばい。
この記事で徹底リポートしてます!宜しければご覧下さい。
下ごしらえをした糸コンはうまい!
このように仕上がりました。色の薄いスープ(薄口しょうゆメイン)ですので染み込み具合が目立ちませんが、しっかり染み込んでいます!
以前は糸こんにゃくは下ごしらえなしでそのままおでんに入れていたのですが、やはり塩もみ・下茹でを施すと、めちゃくちゃ美味しくなります。余計なものを排出してるから、その分スープの染み込みも良くなります。そしてプリッとした食感も増します。
たかがおでんの糸こんにゃく、なんて思えないほどの味わいの変貌ぶりはかなりのもの。下ごしらえあるなしで相当変わります。たいした手間ではないので是非しておきたい「ひと手間」です。
おでん糸こんにゃく まとめ!
鍋に入れる糸こんにゃくとは違い、おでんでは具単体を楽しむもの。やっぱり結んである方がおでんっぽく頂けます。スーパーの安い糸コンパックは使いやすいのですが、一個がとても小さく食べごたえに欠けますが、それはそれでまた乙なところ。「ちょっとづつ」を他の具材と味わいましょう。
ちなみに、呼び方は「しらたき」ともいいますね。地域によって呼び名が違うといったところでしょう。私は九州地方の人間ですが、「しらたき」とも言いますし、「糸コン」とも言います。どちらも全国的に知れ渡った名称なので、呼び方に地域の垣根はさほどないようにも思います。関東はしらたき、関西は糸こんにゃくというおおまかな垣根はあるようですが。ものは一緒と考えてよさそうです。
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