おでんにしめじ!食べごたえはないが、箸休め要員として超優秀。
スーパーなどでもいつも安く売られている価格の安定した食材「しめじ」。我が家の冷蔵庫にもよく入っています。このような日常的な食材こそ、おでんに投入する価値がある!という訳で。
おでん「しめじ」を体験してみました。
以前「エリンギ」を試してみたのですが、これがかなりの好印象!
おでんにエリンギ。美味しい・使いやすい!優秀具材ッ!
こちらのページでその様子をレポートしております。
味の染み込みはもちろん、エリンギは形もガッツリ大きいので、おでんの具としての存在感もしっかりあり、とても扱いやすい具でした。
さあ!しめじの方はどうでしょう?
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おでんのしめじ下準備!
どういう状態でおでんに入れようか考えましたが・・・
こんな感じに決定。石づきを切るときにギリギリ束がばらけない程度にしておでん鍋に投入しようかと思いましたが、ぷかぷか浮いてスープにちゃんと浸らないかも?と思い、しめじ一本一本を串に刺すことにしました。串に刺してまとめないとスープ内で見失って食べずに終わりそう。
これをおでん本鍋に投入するだけ。
ちなみにしめじはあまり洗わない方がいいようです。栄養分が流れ落ちるとか。
しめじを入れるタイミングは「本来なら」味もすぐに染み込むので、食べる直前の数分程度の加熱でいいと思うのですが、それじゃあ面白くない!面倒くさい。ということで初期段階から投入しました。他の具材とじっくり煮込みます。
更にちなみに。しめじの栄養分は水溶性で、加熱するとスープに流れ出てしまようです。うん。でもいい。どうせ我が家ではおでんの残り汁でうどんを煮込むので。しめじの栄養分をキッチリいただけます。
出来上がりはこちら!
おでんのしめじ完成!
普段は「薄口醤油」メインで醤油の色があまり付かないおでんスープを作っているのですが、今回のおでんは「濃口醤油」メインで作ったので、黒めに仕上がりました。
このようにちまちまと串に刺したしめじ。やはり、食べごたえ・存在感はありません。おでんはどっしり大きめの食材が多いので・・・。しかし味わいは素晴らしい!
おでんのスープは一般的に他の煮込み料理と比べるとグツグツ煮込まないのでアッサリ目に仕上がります。アッサリながらもいろいろな具材から出ている旨味のあるおでんスープとしめじがかなりマッチします。しめじのツルっとした食感を残しつつスープの染み込みを堪能できます。
しめじのおでんの具材としての立ち位置は「箸休め的存在」でしょうか。おでんとお酒を楽しむ人にとっては、なおさら面白い具だと思います。
しめじの入れ方はもう少し考えたいですね。まとまった形でぷかぷか浮かしてもいいのかな?
まとめ
おでんにキノコ類はやっぱりあなどれない!「エリンギ」にしても「しめじ」にしても出汁を強く出してくるものではありませんので、好みに整えたおでんスープの味わいを変えるものではありません。そしておでんスープがガッツリ染み込みます。大根・こんにゃく・厚揚げのように食べごたえのあるものと比べれば物足りない具材かもしれませんが、何かしらの工夫をしたい!おでんにキノコ類は注目したくなりました。
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