おでんは下ごしらえに力を注ぐ!じゃがいも編
おでんにじゃがいもを入れる。一見変わり種の具のように思えるのですが、そんなことはないようです。今や定番の具の仲間入りといってもいいでしょう。
でも、私は、あまりいれたことがないんですよね。何度か入れたことはあり、その美味さも実感済み。味をしみ込ませて楽しむにはやりがいのある具材です。
入れたいのですが入れれない理由は、大根で精いっぱい、ということです。大根の下ゆでに加え、じゃがいもの下ゆでが加わります。作業的に時間もガス代もかかってきます。牛すじも入れたいし。
そして、鍋のスペースにも限界があります。大根、厚揚げ、餅巾着を大量に入れる私のおでんは、じゃがいもが入る余地がありません。
じゃがいも・・・、大根があるから・・・。そんな位置づけです。
しかし、じゃがいもの魅力。野放しにはしたくありません。安価で、食べ応えのある食材ですしね。
「じゃがいも」やってみました。自分のおでん作りに最適と思える下ごしらえをいろいろ調べて、挑戦です。
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じゃがいもをおでんのつゆに付けるまでの下ごしらえ
じゃがいもはやはり大根と同じで、下ゆでというものが必要です。芯まで柔らかくしてからの、おでんつゆへの投入といった感じです。
まず、じゃがいもをしっかりと洗います。そして皮をむかずに鍋で茹でます。
沸騰した状態で、20分程度茹でました。あまりゆでると柔らかくなりすぎて崩れるのが怖いので、このくらいにしました。
このゆでたじゃがいもの状態は、竹串が「スッ」とささる、というより「ズッ」とささる感じ。う~ん、表現が難しい。皮をむく時は、気を付けてむかないと、表面が少し崩れる。といった感じの固さでした。
皮をむき終わったら、おでんのつゆへ投入です。
じゃがいも荷崩れ防止にお茶パック!
じゃがいもが崩れて、その破片がおでんの鍋全体をさまよう。そんな最悪なことを避けるために、じゃがいもを一個一個「お茶パック」に包みました。
これで万が一のことがあっても、被害は最小限に抑えられそうです。
こんな感じでつゆにつかっています。卵ではありません。じゃがいもです。
お茶パックって、何かと料理に使えますよね。だしを入れたり。100円ショップで、40~50枚入ってるものが買えたりします。
出来あがったじゃがいも!
日頃あまりじゃがいもを入れないので、おでんのじゃがいもとして成功なのか失敗なのか判断しにくいのですが、感想です。
食感は、肉じゃがのじゃがいもという感じ。(味付けはもちろん肉じゃがのように甘辛くはありませんが。)ほくほくで、なかなか美味しく食しました。
しみ込みは、醤油の色は、表面から5ミリ程度といった感じでした。あれ、そんなにしみ込んでない。40分ほど火にかけ、半日ほど冷まし、食べる前に温めるという作業でも、他の具材はしっかりしみ込んでくれるのに・・・。じゃがいもはしみ込みが遅いのか?お茶パックが原因?おでんのじゃがいもの画像をネットでいろいろ調べてみても、ちゃんと奥までしみ込んでいます。これは、再チャレンジが必要です。
煮崩れは、ほとんどなし。警戒してお茶パックに入れたものも、実験的にそのまま入れたものも、崩れることはありませんでした。崩れやすい男爵芋を使ったんですけどね。でもその、「崩れなさ」に違和感を・・・。口をそろえて、おでんのじゃがいもは崩れる、と言われています。じゃがいもに味をしみ込ませるには、冷ますだけではなく、やはり、火にかける時間、強さなどが係わってくるのでしょうか?
おわりに
おでんのじゃがいも。挑戦しましたが、まだまだですね、崩れずに中までしっかり味がしみ込んでいるじゃがいもを作るまでは。もっと勉強して出直します。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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