百均ダイソー「レンジでかんたん!薄焼きたまご」での錦糸卵の作り方を実践リポート!
錦糸卵。メイン料理の味と見栄えを引き立たせてくれる素晴らしいトッピング。
冷やし中華・ちらし寿司・鶏そぼろ飯などではトッピングというより、なくてはならない具材です。
しかしこの錦糸卵を作る「手間」って意外とかかるんですよね。メインのお料理の調理過程プラス、フライパンをもう一つ使わないといけない。大がかりな料理になってくるんですよね。
私はよく「瓦そば」を作るのですが、瓦そばも錦糸卵が必須のお料理。小鍋で牛肉を煮たり、大きな鍋で茶そばを茹でたり、焼くのはホットプレート。そこに錦糸卵のためにフライパンを更に使う感じ。大がかり!
錦糸卵が簡単に出来るグッズみたいなものはないのかな?なんて思っていたところ、こういうのを百均のダイソーで見つけました。
電子レンジで「薄焼きたまご」が作れるプレートのようです。
そして、錦糸卵も作れるようです。確かに薄焼きたまごが出来れば、千切りにして錦糸卵もできます。電子レンジで出来ちゃうのか?!しかも「500Wで20秒」と記されています。油もいらないようです。
使えればうれしい!
使えればかなりの重宝グッズ!
使えることを願って試してみましょう。このプレートで錦糸卵が作れるのか!?
「レンジでかんたん!薄焼きたまご」このような容器です。
このプレートをパッケージから出してみます。こんな感じです。
端の部分を除いて測ると、「約8㎝×15㎝」の薄焼きたまごが出来そうです。そしてこのプレートの一番の特徴は、表面のブツブツした突起。これで油なしでもタマゴがはがしやすくなるわけですね。
耐熱温度は140℃となっています。
調理開始!!
さっそく作ってみます。
<調理方法>
ボウルなどに卵を割りよく混ぜる。
大さじ2杯の溶きたまごをプレートに入れ広げる。
電子レンジでチン!
500Wで20秒・600Wで15秒。
たまごが生の場合は5~10秒ずつ再加熱。
プレートからはがして完成!
作り方の概要はこんな感じです。めちゃくちゃ簡単!
まず、よく混ぜた溶きたまごです。今回は卵2個分です。
レシピ通り大さじ2杯入れようとしたのですが、白身のトロトロが邪魔をしてスプーンでキッチリすくえません・・・。凄く適当な感じの大さじ二杯です。
これを500Wで20秒、電子レンジで加熱します。
で、その状態がこちら。
なんじゃこりゃ・・・。全く固まっていない。使っている電子レンジは相当古いもので、そのせい?!いやいや日頃全く問題なく使えてる電子レンジです。レトルトなどのチンも表記通りの秒数でキッチリ仕上がっています。
う~ん、一発で出来ればうれしかったのですが、ここは再加熱。10秒追加です。
それでも全く変わりなし・・・。固まる気がしないくらいです。10秒ずつ計3回ほど再加熱をしましたが・・・
このような状態にしかなりません。なんでだ~?!
無理やりはがしてみます。
薄焼きたまごには全くなっていません。ぐちゃぐちゃです。絵にかいたような失敗ですね。
お皿にとって、こんな感じ。あらあら何でしょうか、これは。でも美味しそう。
再チャレンジ!あきらめません。今度は最初から「30秒」で加熱することにします。
それで出来たのが・・・
え~!!端っこだけ。一応再加熱しても・・・
変わんない。また、無理やりはがします。
何を作っているのかわかんなくなってきました。
再度いろいろと試しても、
またこんな出来具合・・・。
失敗作がテンコ盛りになってきました。
ここで考えます。
プレートに入れる溶きたまごの量が足りないのか?感覚でしか入れることができない「生卵」量がそもそも大さじ二杯も入っていないような気がします。
それと、固まり方にムラを感じます。特に白身のトロトロがくせ者です。
という訳で、今まで入れていた量より多めの溶きたまごを入れ、更にプレートの上でスプーンでならすように溶きたまごを混ぜてみます。
加熱時間は倍の「40秒」!
これで行ってみます。
チン!!
あら!さっきまでと全然違う。しかし生焼けの個所がまだあったので、再加熱「20秒」。
こうして出来たのが・・・。
よしよし!これこれ!
均等に固まってくれました。出来る気がしなかったのに急に出来た!という感じ。パッケージ表記の作り方はあくまでも目安のようです。少々コツがいるみたいです。
箸でつまむと、すんなりはがれてくれます。こういう状態を待っていました!
う~ん、綺麗に作るには結構難しいぞ・・・。薄く引いたらすぐに固まりそうなイメージですがそうでもない。まず形にならない。そして大さじ二杯が難しい。入れる分量は感覚ですね。更に、白身のトロトロの偏り具合も固まり具合に反映する感じです。
私的攻略法は、少し多めに卵を入れ、プレートの上でもよく混ぜ、加熱時間を長めにする。このようにすることで成功しやすいかなと感じました。
一度成功すればこっちのもの!錦糸卵を作る薄焼き卵が簡単にできるわけです。
まな板に乗せます。真ん中に穴が開いていますが、錦糸卵にするので問題なし!包丁できざみ、こんな感じで錦糸卵ができました。
いつも作る錦糸卵の量はこれの5倍位の量。ですので、レンジでチンする作業を5回すればいい訳です。一回一分程度。フライパンも使わない。油も使わない。洗い物はこの小さなプレートと卵を割り入れた器だけ。よし!使えそうだ。
「レンジでかんたん!薄焼きたまご」での錦糸卵の作り方 まとめ
前々から気になっていたこの商品。一筋縄ではいきませんでしたが、しっかりと薄焼き卵ができました。やはりフライパンで一枚ずつ作る手間に比べるとかなり楽です。
そして目的は「錦糸卵」ですので、焼け具合や形などは結構大雑把でいいんです。今回山積みになった失敗作も刻んでしまえば錦糸卵になります。(実際今回の失敗作は子供たちがおやつ代わりに全部食べてしまいました。)
要は、錦糸卵を刻むにあたって、火の通った卵をフライパン・油を使わずに済ませることができるグッズということです。美しい錦糸卵を作ることにこだわりのない私にとっては、重宝するグッズとなりそうです!
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
▲ 百均ダイソー「レンジでかんたん!薄焼きたまご」での錦糸卵の作り方を実践リポート! ページ先頭へ